2022.9.12
【神社】お守りやお札 これってどうなの?
知っておきたい!お守りやお札 これってどうなの?
〇ここが聞きたい!授与品に関する疑問
御守りや御札、破魔矢などの授与品に関して疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?今回は、授与品に関する疑問を5つ回答しました。
正しい知識を身につけ、授与品を正しく扱えるようになりましょう!
Q1, 神や御守りの数え方は?
A, 神は「柱」、授与品は「体」で数えます
神の助数詞は「柱(はしら)」です。このように呼ばれている由来は、古来、木は神が宿るところとして神聖視された、といわれているためです。
御守りなどの授与品は「体(たい)」で数えます。御守りなどは、神の力がこもった品であり、いわば神の分身であるため、「買う」と言わず、奉納金を納めて「受ける・いただく」ものです。そのため、数え方も敬意が込められています。
Q2, 御守りは2体以上身につけても大丈夫?
A, 大丈夫です
神道では八百万の神々が存在し神徳を持ち、協力して守ってくださると考えられています。
神同士が喧嘩することはありません。
Q3, 御札の薄紙ははがさないほうが良い?
A, どちらでもかまいません
御札が薄紙で包まれているのは、各家庭で神棚に収められるまで、決して汚れることがないようにするためです。神棚に祀る時には薄紙をはがしてもよいし、そのままでもかまいません。
Q4, 神棚やお札をお祀りする方角は?
A, 東か南向きが良いでしょう
日が昇る東側や太陽の光が最も多く降り注ぐ南側が、清浄な方向であるという考えがあるため、神棚や御札の方向も東か南が良いとされています。
同様の理由で一般に、神社は東か南向きにたてられていることが多いです。
Q5, 返納は別の神社でもよい?
A, 遠方で返しにいけないときは、かまいません
遠方であるために返納できない場合は、近所の神社に返納してもかまいません。
お焚き上げを願うときは、神社へその旨を断っておくことも心がけとして大切です。