お知らせ

Information

【出雲物語】大国主神の物語が伝えるメッセージ!最初から全てが万能ではなかった

出雲大社の御祭神~大国主とは?

大国主の神は、日本の国づくりをした神様で、出雲大社の御祭神です。 ヤマタノオロチ退治でも知られる須佐之男(スサノオ)の子孫になります。 今では、縁結びの神として広く知られています。 ケガをしたうさぎを助けた「稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)」の神話が有名です。

また、七福神の一神「大黒様」と同一視されて、福神としても広く信仰を集めています。

大国主神の物語

出雲大社の御祭神である「大国主神」の物語では、最も虐げられ、ひどい扱いを受けていた大国主が、次々と襲い掛かるいじめや試練に、天や地の神様、母や恋人、動物たちの助けを得て、一つ一つ立ち向かいピンチを切り抜けていきます。そして、ついに元々国づくりを担っていた先祖の須佐之男にも認められ、国づくりを担う立派な神様へと成長していきました。 そんな成長物語です!

まとめ

このお話から、神様でも最初から万能ではなく、優しい心を忘れず、周りに助けられながら、いろいろな苦労や努力をしたことで、成長して大きくなっていることが分かります。
私達人間は、神様は「万能で完璧な存在」と思いがちですが、神様も私達と同じようにさまざまな問題にぶつかり悩み苦しんでいたようですね。

この物語を読んで、少し親近感が湧きませんか。

大変な困難に直面したとき、ふとこのお話を思い出してみてはいかがでしょう。
「誰にだって大変なことはある。成長するための試練だ!」と少し心が軽くなるかもしれません。