2022.9.12
【神社】横綱の名の由来はしめ縄
知っておきたい!横綱の名の由来はしめ縄
〇「横綱」と神社のかかわりとは?
皆さん、相撲を見たことはありますか?
見たことがないという方も「横綱」という称号を聞いたことがある方は多いと思います。
横綱とは、大相撲の力士の格付け(番付)における最高位の称号です。
横綱の由来は神社に隠されています。
横綱の由来を知り、神社をより身近に感じてみましょう。
「注連縄(しめなわ)」とは?
神社の社殿、鳥居のほかには御神木や霊石などの、ご神体の周囲に張り巡らされている縄のことを「注連縄(しめなわ)」といいます。
注連縄を張ることは、内側が神聖かつ正常な状態であることを示しています。
「七五三縄」「〆縄」「標縄」(すべて、しめなわと読む)とも表記される場合もあります。
注連縄には、「占め縄」という意味もあり、「神が占有している」ことを示しています。
「横綱」の由来とは
相撲は国技であり、人気のスポーツですが、もともと物事を決する神事でした。
神事の際に、力士の最高位である大関の中から、特別に「注連縄(しめなわ)」の一種である「横綱」を腰につけることを許された者がいました。
この力士のことを「横綱」と呼んだのです。
これが現在の横綱の由来とされています。
また、横綱を張った力士は、神霊が降りているとされていました。