2022.5.24
【神棚】はじめての神棚~お神札(おふだ)のまつり方
神棚いろいろ
一般的な神棚の多くは、伊勢神宮の「神明造」という建築様式のものが多いのですが、最近では、洋間に合うデザインのものも多くなってきました。 藤本木工芸では、出雲大社の御本殿と同じ建築様式である「大社造り」の神棚をご用意しております。
また、正面からみた扉の数による形の違いもあります。
正面から見て扉が三箇所あるものが「三社造り」。正面から見て扉が一箇所のものが「一社造り」です。三社造りの方が、横幅は広くなります。
神棚の大きさや形は色々ですが、おまつりする場所(幅、高さ、奥行き)を考えて合うものを選ぶようにしましょう。
お神札の納め方
■「三社造り」の場合
中央に「神宮大麻」、向かって右に「氏神神社」のお神札、左に「崇敬する神社」のお神札をお納めします。その他、神社でお参りをした際に受けたお神札は、向かって左の崇敬神社のお神札の後ろに重ねてお納めするとよいでしょう。
■「一社造り」の場合
一番手前に「神宮大麻」、その後ろに「氏神神社」、その後ろに「崇敬する神社」のお神札を重ねてお納めするとよいでしょう。その他、神社でお参りした際に受けたお神札は、
更に後ろに重ねてお納めすると良いです。
また、お札の数が多くなり、お納めすることができなくなったときや、神棚に入らない大きさのお神札は、神棚の横に丁寧に並べておまつりするとよいでしょう。
1年の終わりには、お神札をとりかえる
1年の終わりには、神棚もきれいに掃除をし、新しいお神札を受けに行きましょう。
古いお神札は、1年間の感謝し、お神札を受けた神社の古神札納所等へ納めてお焚き上げをしていただきます。遠くの神社でお神札を受けたため、直接行くのが難しい場合は、近くの神社などにお焚き上げしていただけるか問い合わせてから納めに行くのがよいでしょう。